バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC、Greater Vancouver A)で8月13日~15日、日本のアニメやマンガ、ビデオゲームファンの集い「Anime Evolution 2010」が開催される。主催はAE Convention Corp で、今年で8回目。
同イベントは1998年の初回時より日本のアニメを中心にマンガやビデオゲームを紹介したり、ファン同士の交流や情報交換ができたりする場として年々規模を拡大してきた。昨年はダウンタウンで開催され、約5,000人の来場者を集めた。
ビデオゲームルームやライブパフォーマンスのほかに、今年はバンクーバーに拠点を置くクリエーターを中心に海外からもゲストを招く予定で、声優、ディレクター、アニメーターとのワークショップなどの時間も設ける。恒例となったアニメやビデオゲームのキャラクターの扮装(ふんそう)を楽しむコスプレコンテスト、日本語のアニメソングを歌う「Anime Idol」コンテストなども開かれる。
今年は新しくArtist Villa(アーティスト村)として100以上のブースを地元アーティスト用に設置。同イベントコミュニケーション・ディレクターのGregory Neherさんは「BC州全体でアートやアートプログラムへの助成金が削減され、HSTの導入もあり地元のアーティストたちは大きな影響を受けている。イベントスペースを広げることでアーティストたちが来場者やメディアに作品を紹介できるスペースを用意した」と説明する。
イベントスケジュールはサイトで確認できる。入場料は13日=40カナダドル、14日=45カナダドル、15日=35カナダドル。3日間有効パスは55カナダドル。会場で販売する。17歳以下の来場者はサイトからダウンロードできる保護者の同意書にサインが必要。