バンクーバー、ダウンタウンで今年で32回目を迎える夏の恒例イベント「ゲイ・パレード」が8月1日、開催された。
合計140組の色鮮やかなコスチュームをまとったパフォーマーたちが2時間30分間パレードを盛り上げ、50万人以上を魅了した。歩道は人で埋め尽くされ、ゲイ・コミュニティーの象徴であるレインボーの旗をなびかせながら同パレードを祝った。昨年も約63万人が訪れたという。ゲイ・パレードの狙いは、LGBTへの自由平等の権利を与え、そのメッセージを世界中に伝え続けること。長年LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、性転換者)コミュニティーを支援し続けているVancouver Pride Societyが今年も主催。ほか、44社のスポンサーが集まった。
同日、English Bayでは11時からSunset Beach Pride Festivalも開催し、大ステージでのバンド演奏、ビア・ガーデン、屋台、スポンサーのブースなどが設立され、パレード後もフェスティバルを満喫する人々でにぎわった。同フェスティバルには、ロシアで同性愛者の権利を守るため積極的に活動しているNikolai Alekseevさんをゲストで招いた。「ロシアでは未だ同性愛者への権利がない。ロシアでゲイ・パレードを開催しようとして何年も牢獄に入れられたこともあるが、バンクーバーの自由な様子を見て、今後もロシアを拠点に戦っていこうと決めた」と話した。
Vancouver Pride Society のKen Coolen社長は「まだ世界の80カ国以上で同性愛者の権利が法的に認められていなく、7カ国では同性愛者は死刑という状況だ。バンクーバーでもまだ好きな人と心置きなく手を繋いで歩くことに抵抗があったりするので、完全に自由になったわけではない」と熱く語る。「まだまだこれからもLGBTの理解を深めるためにやらなければならない」とも。