日本食激戦区のバンクーバーで5月上旬にオープンした日本食レストラン「JAPAS Bistro」(552 West Broadway, Vancouver)がユニークなメニューで話題を集めている。
同店のオリジナルメニューを生み出すシェフの荒牧真紘さんは「定番メニューだけではなく、常にユニークなメニュー」を意識し、日々試行錯誤を繰り返している。「日本の定番料理では、バンクーバーでやっていけない。ただの刺身を出すのではなく、味は和風でもデコレーションは洋風」がシェフのこだわり。
ランチタイムには、同店近くで働く人々のためのボリュームのあるメンチカツバーガー(9カナダドル)、ビーフテリヤキ焼肉バーガー、チキンテリヤキつくねバーガー(以上7.5カナダドル)など、ライスバーガーが楽しめる。一番人気は、新鮮な刺身を軽く炙り、レタスやトマトなどの野菜と挟んだサーモン刺身ライスバーガーセット(8カナダドル)。「ほかではなかなか食べられない体に優しいヘルシー刺身バーガー」ということからリピーターが増えているという。各バーガーにはサラダ、フレンチフライ、みそ汁も付く。
ディナータイムは、「ホッと一息つける居酒屋」に変身。メニューは、ランチと異なり酒と一緒に摘める料理や15種類のチューハイを提供する。荒牧さんは「他のレストランにはないような種類の日本酒をたくさん用意ししているので試してくれれば」と話す。チューハイのメニューには、「Tooth Paste」と記したミント味のさわやかでユニークなドリンクもあり、新しい味を楽しめる。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~22時ごろ。