日本食テイストが特徴の日本人経営のホットドッグ屋台「Japa Dog」(バンクーバー・ダウンタウンBurrard St.とSmithe St.の交差点)が話題を集めている。
同店は、オーナーの田村徳樹さんがワーキングホリデーで来加した2年前にオープンした。「以前より海外で起業することが夢だった。模索した結果、地元の人々とコミュニケーションが図れる仕事がいいと思いホットドッグ屋台に決めた」と田村さん。
有名芸能人も多く宿泊するというバンクーバー・サットンプレイスホテルの目の前、ビジネス・ショッピング街であるロブソン通りから1ブロックという絶好のロケーションに屋台を構える同店。ランチ時にはカナダでは珍しく行列ができることもある。
フードメニューは、日本風の味付けをしたジャパニーズスタイル・ホットドッグ3種類。ターキー(七面鳥)ホットドッグにカイワレ大根、味噌ゴマドレッシング、日本製マヨネーズをトッピングした「ミソマヨ」(5カナダドル)、ブラットワーストと呼ばれる豚肉を使用した白ソーセージに大根おろし、ネギをトッピングし醤油ベースのタレをかけた「オロシ」(4.5ドル)、牛肉100%ソーセージに炒めタマネギ、テリヤキソース、日本製マヨネーズ、海苔をのせた「テリマヨ」(4.25ドル)。
そのほか、メキシコ唐辛子とチーズを組み合わせた「ハラペーニョ&チーズ・スモーキー」(4.5ドル)、別名豆腐ドッグと呼ばれる肉無しソーセージを使った「べジー」(3ドル)をはじめとするホットドッグメニュー6種類。その中でもジャパニーズスタイルの3点が人気だという。「おなかがすいていない時でもJapa Dogの屋台を見たらつい立ち止まってしまう。何よりソーセージの味が抜群だし、味噌や醤油がホットドッグに合うなんて大発見」と常連客の1人は言う。平均客単価は4ドル強。
営業時間は、月~木曜=12時~20時30分、金曜=12時~22時30分、土曜=12時30分~22時30分、日曜=12時30分~19時30分。天候により営業時間が変更になることも。不定休。