4月29日の英国ロイヤル・ウエディングを前に、フェイスブック上のファンページ「Royal Wedding 2011」に、段ボール製のウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんがトロントやバンクーバー市内の観光名所を「非公式」に訪問した写真が掲載され話題になっている。
2人が結婚後、初めての公式訪問先として選ばれたカナダ。6月30日~7月8日の間に、首都オタワ、アルバータ州、プリンスエドワードアイランド州、ノースウエストテリトリーズ準州、ケベック州を訪問する予定で、今回その中にトロントとバンクーバーは入っていない。
同ページを作成したのは、トロントのメディア関連会社「2 For Life Media Inc.」。2004年の創立以来、カップルのライフスタイルや結婚式などに関する情報をネット配信している。「公式訪問地ではない北米の都市でも世紀のイベントを盛り上げよう」(Diane Hall社長)と企画した今回の「非公式訪問ツアー」。ページ立ち上げから1週間で登録メンバー数が3,800人を超え、現在は6,700人に達する勢いだ(3月4日現在)。
バンクーバーでは2月24日、チャイナタウン、スタンレーパーク、グランビルアイランドなどで撮影を行った。ラスベガス(3月4日~6日)やニューヨーク(3月14日)など、北米のほかの都市も訪問し、各地で撮影した写真を同ページで紹介していく。「歓迎してくれたら世界中どこにでも飛んで行くかも」と話すDianeさん。同社では、3月中旬にiPadとiPhone用アプリ「Royal Wedding 2011」もリリースを予定する。