バンクーバーの紅茶専門店で「桜アフタヌーンティー」-桜祭りと連動

紅茶専門店「The Urban Tea Merchant」春の新メニュー「桜アフタヌーンティー」

紅茶専門店「The Urban Tea Merchant」春の新メニュー「桜アフタヌーンティー」

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 バンクーバー・ダウンタウンの紅茶専門店「The Urban Tea Merchant(アーバン・ティー・マーチャント)」(1070 West Georgia St., Vancouver、TEL 604-692-0071)は3月7日、春の新メニュー「Sakura Afternoon Tea(桜アフタヌーンティー)」の提供を開始した。

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 「バンクーバーの春の恒例イベント『桜祭り』は、地元の日系コミュニティーとのつながりも深いので、桜をメーンにしてお茶をフィーチャーするのは自然な流れだった」と企画のプロセスを振り返る同店ディレクターのCasey Jamesさん。折り紙で作ったピンク色の花を桜に見立てて春の雰囲気を演出した店内で、シェフのMackenzie Tauraさんが、桜の色や香り、日本の春をイメージして考案した特別メニューを味わうことができるように工夫した。

 メニューの内容は、自家製のイチゴシャーベット、シャンパングラスに注いだフルーティーなアイスティー「Jour J」、緑茶の風味を染み込ませたキュウリの酢の物をトッピングしたすし、輪切りにしたキュウリの上に花びらのようにあしらったスモークサーモン(わさびマヨネーズ添え)、エビのポン酢ドレッシングあえ(ゴマ風味ワッフルコーン入り)、ホワイトチョコレート抹茶ムース、マカロン、色鮮やかなフルーツの盛り合わせなど、随所に和のテイストを盛り込んだ。

 ホットで飲むお茶は、メニューから自由に好きな種類を選ぶことができるが、同店のティー・ソムリエReza Nasootiさんは「Hanami Imperial」「Je Ne Sais Quoi」「O Bancha」の3種を薦める。「昨年はいつもより桜の開花時期が早くて驚いたが、今年は窓から通りを眺めたときに見える桜の木も、だんだんピンク色のつぼみが膨らんできてタイミングはばっちり。美しい桜を見ながら楽しむアフタヌーンティーは最高」と笑顔をみせる。

 価格は29カナダドル(オーダーは2人分~)。毎日12時~18時。4月15日まで。毎週土曜日には、尺八の演奏や日本舞踊など日本文化を楽しめるイベント(14時~16時、4月2日まで)も予定している。売り上げのうち1.50カナダドルは、バンクーバー周辺の桜の植樹プロジェクト費用として寄付する。通常のアフタヌーンティーメニュー「Signature Afternoon Tea」の売り上げのうち1.50カナダドルは、東北関東大震災の義援金として寄付する。

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