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バンクーバーのコメディアンがチャリティーナイト-日本へ「笑顔のエネルギーを」

日本の震災支援のために「Stand Up for Japan」を企画した俳優のBrendan Beiserさん

日本の震災支援のために「Stand Up for Japan」を企画した俳優のBrendan Beiserさん

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 バンクーバーのナイトクラブ「Anza Club」(3 West 8th, Vancouver)で3月22日、地元のコメディアンらが集まりチャリティーショー「Stand Up for Japan」を開いた。会場は、立ち見客もあふれるほど満員となり、東日本大震災支援のための寄付金3,500カナダドルが集まった。

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 「Stand-Up Comedian(スタンダップ・コメディアン、お笑い芸人)」と「Stand Up(立ち上がる)」の意味をかけ、カナダ出身の俳優やコメディアンらが力を合わせて共に立ち上がり、日本の被災者へ義援金を送るために一夜限りで開いた同イベント。

 発起人は、「The X-Files」のPendrell捜査官役で知られる俳優Brendan Beiserさん。日本の地震や津波の悲惨な映像を見ていていても立ってもいられず、「自分も何かしなければと思い立ち、知り合いに片っ端から電話をかけまくった」(Brendanさん)。イベントの趣旨に賛同してくれるコメディアンやボランティア、会場でオークションとして出す賞品の寄付などが次々と集まり、実現に至るまでわずか5日間しかかからなかったという。

 参加した俳優やコメディアンたちは、「日本の皆さんのことが心配でたまらない。何か少しでも役に立てたらと思い、今日のイベントに参加した」(Ellie Harvieさん)、「自分にできることはコメディーで人を笑わせることしかない。(被災した人たちは)今はつらくて笑うことなど考えられないかもしれないが、今日ここに集まった人たちのポジティブなパワーや笑顔のエネルギーが日本まで届いてほしい」(Ivan Deckerさん)、「生きているから笑うことができる。早く笑顔が皆さんの日常の一部として戻ってきますように」(Christine Lippaさん)と、口々に日本の被災者へメッセージを寄せた。

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