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グランビルアイランドに地元産メニューのレストラン「Edible Canada」

「Edible Canada」店内

「Edible Canada」店内

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 バンクーバーの観光地グランビルアイランド内に7月初めにオープンしたレストラン「Edible Canada at the Market」(1596 Johnston Street, Vancouver、TEL 604-682-6681)が9月10日、オープン記念イベントを開催し、多くの観光客や地元の家族連れなどでにぎわった。

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 当日は、同店併設のグルメショップで取り扱う商品の中から、バーチ(白樺)シロップやチョコレート・アーモンド・バタークランチのほか、ソルトスプリング・コーヒーなどの試食・試飲コーナーを設けて品ぞろえの豊富さをアピール。晴天に恵まれ、日中の気温も25度以上まで上がったため、スノーコーン(かき氷)のブースには行列ができた。

 同店の始まりは、2005年にEric Pateman社長がパブリック・マーケット内にオープンしたバンクーバー産のグルメショップ「Edible Vancouver」。その後、取り扱う商品の幅を広げて「Edible BC」、そして今回は商品販売だけでなくレストラン「Edible Canada」へと順調に規模を拡大してきた。店舗面積は3500平方フィート。広々としたガラス張りの店内には、パティオ席を含めた170席を用意する。店内のインテリアには、リサイクル木材やビーチで集めた流木を使ったテーブルを取り入れたり、電動自動車の充電スタンドを設置したりするなど、エコにも力を入れる。

 「味覚の観光ができる場所」(Ericさん)をテーマに工夫を凝らしたメニューは、フレーザーバレー産スモークベーコンとチーズの「Canadian Burger」(12カナダドル)、BC州産豚肉やサケを使った「Sloping Hills Pork Belly & Loins」(20カナダドル)、「Grilled BC Salmon」(23カナダドル)のほか、カナダ初の日本酒醸造所「Artisan Sake Maker」の酒かすにバーチシロップを合わせて銀ダラをローストした「Birch Syrup & Kasu Roasted Sablefish」(25カナダドル)など、地元の材料をふんだんに使っている。

 同店では、地元の味をより多くの人たちに発信するために、州内の有名シェフによる料理教室や同店シェフが案内するマーケットツアーなども企画する。メニューに使う材料などを購入できるショップも併設。

 営業時間は、レストラン=9時~21時(金曜・土曜は22時まで)、ショップ=9時~19時。

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