バンクーバー水族館の「手つなぎラッコ」、リンパ腫のため死亡

手をつなぐMilo(左)とTanu(右)。写真提供=バンクーバー水族館 撮影=John Healey

手をつなぐMilo(左)とTanu(右)。写真提供=バンクーバー水族館 撮影=John Healey

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 バンクーバー水族館で「手つなぎラッコ」として人気のMiloが1月11日、リンパ腫のため死亡したと発表された。12歳だった。

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 2000年から同館で飼育されていたMiloが世界的に有名になったのは2007年。同水槽内で飼育されているNyacと手をつないで泳ぐ姿が撮影された動画がYouTubeに投稿され話題となり、現在までに1700万回近く再生されている。

 昨年8月にリンパ腫と診断されたMiloは医療チームにより化学療法を含む治療を受けていた。同館のSenior vice presidentでゼネラルマネジャーのClint Wrightさんは「Miloはスタッフ、ボランティア、世界中の人々から愛された。われわれはMiloの死で大きな悲しみに沈んでいる」とコメントを発表した。

 YouTube上には早くも「R.I.P(安らかに眠ってください)」の文字が書き込まれている。

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