バンクーバーダウンタウンの韓国系スーパー「H-mart」(590 Robson St. TEL 604-608-2887)2階フードコートに10月3日、ジャパニーズカレー専門店「Zac ・ Zac」がオープンした。
バンクーバーの日本食店でシェフとして経験を積んだ井上岳(がく)さんが永住権を得たことをきっかけに独立開業。「いつかは店舗を増やしたいが、まずはここから始めたい」と、フードコート内にオープンした。「以前勤めていた日本食店で働き始めたころはテリヤキソースを使うメニューの注文が多かったが、徐々にカツカレーなど日本のカレーの注文が増えていき、地元の人にも日本のカレーが浸透してきた」と感じ、手軽に食べられるカレーを提供することに決めた。
日本の大手カレーチェーン店を思わせる雰囲気のカレーだが、カレーソースは「チキンブイヨンを使い、弱火で6時間コトコトと煮込む」とこだわりを見せ、味は「食べ始めは甘めで、後から辛味を感じるカレー」という。
現在、提供するカレーメニューはカツカレー(7.98カナダドル)、エビフライカレー(8.48カナダドル)、コロッケカレー(7.48カナダドル)などの定番メニューに加え、ナスカレー、納豆カレー、牛しゃぶカレーなど全12種。「特に納豆は粘り気がちょうどよくカレーと絡み、意外と相性がいい」
1カナダドルから、卵、コーン、カツなど追加トッピングもできる。「チーズとカツなどいろいろなトッピングも試していただければ」とも。
営業時間は10時30分~20時。