バンクーバーのコンベンションセンター(1055Canada Place, Vancouver )で2月25日から、「Vancouver International Wine Festival 」が開催され、世界各地15カ国からのワイン1800種以上が紹介される。今年で35回目。
1979年に地元の演劇制作団体「Vancouver Playhouse Theatre Company 」の資金集めの目的で始まった同フェス。ワイナリー1社の参加、1000人の来場から始まり年々規模を拡大。今年は約2万5000人の来場を見込み、15カ国から175社のワイナリーが出展する大規模イベントに成長した。
昨年3月には「Vancouver Playhouse Theatre Company 」の閉鎖が発表されたため、今年からの収益はシェークスピア演劇祭「Bard on the Beach Theatre Society」に寄付されることも決定している。
今年のテーマ地域は「カリフォルニア」、テーマ品種は「シャルドネ」。7日間の開催期間中にはワインテイスティングのほか、地元レストランとタイアップしたイベント、ワイン講習会なども開かれ、1850種類以上のワインが紹介される。特例として新潟県の「吉乃川」、バンクーバーの酒工房「Artisan Sake Maker」の両社も日本酒を出展する。
入場料はイベントにより異なり、29カナダドル~395カナダドル。イベントのスケジュール、チケットの購入方法はサイトに掲載する。3月3日まで。