バンクーバーで「アニメ・レボルーション」開催-声優の古谷徹さんと山口勝平さんも来加

「アニメレボルーション」にゲスト参加した古谷徹さん(左)と山口勝平さん(右)

「アニメレボルーション」にゲスト参加した古谷徹さん(左)と山口勝平さん(右)

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 バンクーバーのコンベンションセンター(999 Canada Place, Vancouver)で8月16日から3日間、アニメの祭典「アニメ・レボルーション」が今年も開催され、多くのアニメ、ゲームファン、コスプレーヤーたちが集まった。

会場内に特設されたメードカフェのメイドたち 

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 今年は日本から声優の古谷徹さんと山口勝平さんも参加。北米でも知名度の高い作品に多く出演する人気声優の来加に多くのファンが会場に足を運んだ。

 これまでにもアメリカや中国、台湾など海外のイベントに多く参加している古谷さんは「10代の時に『巨人の星』で声優として大きくブレークしたが、当時は声優として海外のイベントに参加する時代になるなど思ってもいなかった」とし、「バンクーバーは初めて来たが『15年間ずっと会いたかった』と言って歓迎してくださったファンの方も居て、ここまでやって来て本当に良かったなと思った」と感慨深げに話した。

 日本アニメやアニメファンの広がりとともに「声優がCDを出したりコンサートに出演したりするなど、時代と共に(声優に)求められる物も変わって来たが、大切なのはハートフルな声優であることだとずっと思っている。これから声優を目指す人には、ハートからせりふが言えるように、恋愛だとかいろいろな人生経験をたくさん積むことが役に立つとアドバイスしたい」と常に役に真摯(しんし)に取り組む思いを熱く話した。

 山口さんは世界中で人気の日本アニメについて「質も技術も本当に世界に誇れる素晴らしいもの。そこで自分が関わることができて本当にうれしい」とし、コスプレーヤーが溢(あふ)れる会場を見て「会場までコスプレのまま歩いて来たりと皆楽しんでいる様子がいいなと思う。すごく決まっているキャラクターの人もいたりして見ている方も楽しい」と感想を話した。

 「名探偵コナン」や「犬夜叉」、「ワンピース」など海外でも知名度の高い作品に出演する山口さんに対して海外メディアからは「ナミとかごめのどちらがタイプか」という質問もあり、「個人的にはどちらかと言えばナミだが、犬夜叉をやらせてもらっている関係からかごめ、かな」と悩みながらも笑顔で答える場面も見られた。

 会場にはメードカフェや日本のロリータブティック「Angelic Pretty」も出店。デザイナーのMakiさんとAsukaさんのサイン会場にはロリータファッションに身を包んだファンが集まった。アメリカ、オハイオ州から駆け付けたファン、レベッカさん(16歳)は「いつもオンラインで買っているので今回は絶対に来たかった。ロリータの服は日本の物が質もデザインも一番良いと思う」と笑顔を見せた。

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