バンクーバー在住の女性Michelle Furbacherさんが現在、バンクーバー初の猫カフェ「Catfe」開店を目指し準備を進めており、メディアや猫好きの間で注目を集めている。
愛猫家でキャットシッターの仕事もするFurbacherさん。ある時、ネットで日本の猫カフェの存在を知り、バンクーバーでの起業を思い付いた。「調べたら日本には多くの猫カフェがありとても人気がある。日本以外の他のアジアの国やヨーロッパ、アメリカなどでも増えているとも知った」
「自分はアパートの都合で猫が飼えないこともあり、レスキューセンターで手伝ったりキャットシッターを通して他人の猫と触れ合ったりしていた。バンクーバーにも猫カフェがあれば、自分のように猫を飼えない人がいつでも猫に会えるようになる」と需要を見込む。
開店場所はブロードウェイ、メーンストリート、グランビルストリート周辺で物色中。市の健康衛生局によると、カフェ内で飲食物を提供する部屋に猫が居ることはできない。「1500スクエアフィートくらいの物件を見つけ、猫のいるエリアと飲食物をサーブするカフェ部分を分けて2部屋にする予定。来店客には猫のいる部屋に購入した物を持って移動し、くつろいでもらう」(Furbacherさん)。
店内ではVancouver Orphan Kitten Rescue から猫8~10匹を譲り受けて飼う予定。Furbacherさんは「猫の里親を見つけてあげる場所にもなるだろう」と期待する。
今年中の開店を目指して6月6日までINDIEGOGOでクラウドファンディングも行っている。「援助してくれる人には多くの特典も用意している。何より猫カフェを楽しみにして待っている人たちと開店前に知り合い、交流できるのが準備の張り合いになる」。