9月25日に開幕する「バンクーバー国際映画祭」で26日と27日、瑛太さんと松田龍平さん主演の「まほろ駅前狂騒曲」(大森立嗣監督)が世界に先駆けて上映される。
三浦しをんさんのベストセラー「まほろシリーズ」最新作を原作とする同作品。バツイチの便利屋、多田(瑛太さん)と行天(松田さん)のコンビが行天の5歳の娘を預かり子育てに悪戦苦闘しながら、謎の団体やまほろの人々と繰り広げる笑いと愛の騒動を展開する。
同映画祭アジア作品プログラマーのTony Raynsさんは、「大森監督が『さよなら渓谷』の次に見せてくれるのは完璧で奇妙な2人組の素晴らしいコメディー。便利屋を営む多田といつも問題を起こす相棒の行天。怪しい無農薬野菜の農場、年金受給者たち、ヤクザ、子守、レズビアンの子育てなどを盛り込んだストーリー。とにかくすてきな2時間だ」と映画を評する。
上映開始時間は26日=20時15分、27日=10時30分。会場はCineplex Odeon International Village 館(88West Pender St. Vancouver)。料金は一般=13カナダドル、学生、シニア(65歳以上)=11カナダドル。チケットは映画祭のウェブサイト、上映館ボックスオフィスで販売する。