バンクーバーで9月25日、「第33回バンクーバー国際映画祭」が開幕した。
オープニングセレモニーが行われたThe Centre for the Performing Arts(777 Homer St. Vancouver)では出演俳優や映画監督たちがレッドカーペットに華やかに登場。会場前には映画ざんまいの日々の幕開けを祝う人々の長い行列が見られた。
世界65カ国から350以上の作品が集まる今年は、日本からも多くの話題作が参加。29日にワールドプレミアとなる「バンクーバーの朝日」はすでにチケットは完売。同じくワールドプレミアの「まほろ駅前狂騒曲」も売り切れ間近と大きな注目を集めている。
映画祭ディレクター・オブ・プログラマーのアラン・フラニーさんは「今年も全ての作品がそれぞれ素晴らしいと自信を持って言える。世界中から来たさまざまなジャンルの作品を見てほしい。毎年楽しみな新人監督賞もアジアから世界に枠を広げたので新たな才能に出会えると思う」と話す。
レッドカーペットが敷かれた会場前には映画監督、出演俳優たちが続々登場。会場は終始華やかな雰囲気に包まれた。開会式では事前にソーシャルメディアを通して人気投票を行っていたBC州の映画人気ナンバーワンも発表。最多投票数を集めた「Just Eat It - A Food Waste Story」は10月4日の「BC Spotlight Awards」で上映される。オープニング作品は「ダラスバイヤーズクラブ」のJean-Marc Vallee監督の新作「Wild」を上映した。
上映スケジュールとチケットの購入方法は公式サイトで確認できる。10月10日まで。