UBCのDoug Mitchel Thunderbird Sports Centreで3月6日、「デビスカップby BNPパリバ2015」の1回戦、日本対カナダ戦が始まった。初日は伊藤選手がラオニッチ選手に敗れたものの、錦織選手が1勝をあげ1勝1敗となった。
デビスカップ1回戦対ポスピショル戦でストレート勝ちした錦織選手の試合の様子
オープニング直後に行われた第一試合は伊藤竜馬選手とミロシュ・ラオニッチ選手の対戦。ラオニッチ選手がファーストサーブの得点率86パーセントをあげ、エース19本を決めるなどの好調ぶりを見せ6-2、6-1、6-2のストレート勝ち。
続く錦織、ポスピショル戦では2セット目でタイブレークとなるも6-4、7-6、6-3で錦織選手がストレート勝ち。粘り強い勝負強さを垣間見せる試合となった。錦織選手は「試合中は若干アップダウンはあったが、大事な場面ではアグレッシブにプレーでき勝てて満足している」とし、「ラオニッチ戦も同じだが、(相手は)サーブが良いのでエースは気にせず、大事なポイントはしっかりプレーすることを心がけた。基本的には良い試合だったと思う」と感想を話した。
試合中は両国の応援団から大きな声援が飛んでいたが「デビスカップは伝統的なテニスとマナーが違いサーブのタイミングなどやりにくい時もあるが、それもふまえて集中してプレーするようにしている」と話した。
2日目はダブルス1試合を行い、3日目はシングルスで錦織選手がラオニッチ選手と対戦する。