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バンクーバーで映画「デッドプール」撮影開始-ダウンタウン一部道路閉鎖に

写真提供:20th Century Fox

写真提供:20th Century Fox

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 バンクーバー市のジョージア高架橋で4月5日~18日、20世紀フォックス社によるアクション映画「デッドプール」の撮影が行われる。それに伴い、期間中は高架橋の一部または全体が通行止めになる。

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 今回撮影されるのは、バンクーバー出身の俳優ライアン・レイノルズさんが主演する「デッドプール」。マーベル・コミックス「X-MEN」などに登場する異色のキャラクターで、「ヒーリングファクター」を持ち日本刀を操るアンチヒーローとして人気が高く、これまで映画化が待望されていた。

 同映画のエグゼクティブ・プロデューサー、ジョン・ケリーさんは「北米とヨーロッパでロケ地を探したところ、予算と映画産業への市のサポート体制の素晴らしさからバンクーバーに決定した」と話す。「ジョージア高架橋の使用はハイウエーが市中心部に入っていく風景を使った重要なシーンの撮影に必要なので、市の協力の下で進めることができ、とても感謝している」とコメントする。

 同市のロバートソン市長は「経済とコミュニティーに好影響がある」として映像産業へのサポートを表明しており、バンクーバーを基盤とする映像制作会社は1万8000以上の雇用を生み出している。今回撮影の「デッドプール」の製作予算は3,700万USドル以上で、1100人以上のスタッフを雇用する予定。

 市では「撮影はラッシュアワーへの影響を最小限にとどめるようにスケジュールを組んでいる」としており、以下の日時に通行規制をかける。4月5日8時~20時=完全通行止め。6日~16日の平日5時~15時=完全通行止め、同15時以降=1レーンのみ通行可。 11日5時~17時=完全通行止め。12日、17日、18日=撮影がある場合のみ規制の可能性もある。詳細は市のホームページに掲載する。

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