ANAが「STAR WARSプロジェクト」の一環として今年4月にデザインを発表していた特別塗装機が、10月18日の羽田-バンクーバー便を皮切りに国際線定期就航を開始する。
今回バンクーバーにお目見えするのは、「スター・ウォーズ」の人気キャラクターを描いた「R2-D2 ANAジェット」。機内デコレーションや使用するナプキン、カップ類も同作品仕様になる。バンクーバーのほか、サンノゼ(10月中旬~11月下旬)、シアトル(12月初旬)、ミュンヘン、パリ、ブリュッセル、シドニー、北京、ジャカルタなど(12月中旬以降)への就航も予定している。
同社は8月18日、さらに2機の新デザインを発表。「BB-8 ANAジェット」は、12月18日公開の映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に新しく登場するキャラクター「BB-8」の絵柄を施した特別塗装機「ボーイング777-300ER型機」で、2016年3月ごろ、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストンなど北米路線を中心に就航予定。国内線では11月から「Star Wars ANAジェット」(ボーイング767-300型機)が導入され、機体両面にR2-D2とBB-8が描かれる。
同社の篠辺修社長は「世界中のスター・ウォーズファンの皆さんに愛されるデザインだと思う。今後も最高レベルのサービスの提供に努め、皆さんと一緒に世界を飛び回ることができるよう引き続き成長していきたい」とし、ルーカスフィルム社のキャスリーン・ケネディ社長は「今回のプロジェクトを通して素晴らしいパートナー提携を結ぶことができ、社員一同喜んでいる。次に日本に飛ぶ時に、スター・ウォーズ機に搭乗するのが楽しみ」と話す。
同社の国際線機内では世界で初めて、スターウォーズシリーズ6作品を順次上映予定(11月1日~2016年1月31日)。