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バンクーバーでロイヤル・ウィニペグバレエ 先住民問題テーマに日本人ソリストも

同団所属の日本人ソリスト三野洋祐さんも出演  写真提供:RWB  撮影:David Cooper

同団所属の日本人ソリスト三野洋祐さんも出演 写真提供:RWB 撮影:David Cooper

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 バンクーバーのクイーンエリザベス・シアター(600 Hamilton St. Vancouver)で4月7日から3日間、ロイヤル・ウィニペグバレエ団が「Going Home Star -Truth and Reconciliation(ゴーイングホーム・スター 真実と和解の物語)」を上演し、同団所属の日本人ソリスト三野洋祐さんも出演する。

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 カナダ先住民族への同化教育問題を扱った同作品。「真実と和解の委員会(Truth and Reconciliation Commission)」の協力の下、作家Joseph Boydenさん、振付師Mark Goddenさん、作曲家Christos Hatzisさんらが10年を費やして制作。2014年の同バレエ団75周年記念シーズンに初演され高い評価を得た。

 国家の先住民族同化政策の下、多くの先住民族の子どもたちが寄宿学校に送られ虐待や差別の被害にあった事実を基に、生存者やその家族の話を参考にして作られた悲しくも感動と希望を与える作品となっている。同団広報担当者は「カナダの過去の残虐性と痛みに果敢に向き合った力強い作品は、癒やしと共存する未来への希望の一助になるだろう」と話す。公演には同バレエ団ソリストとして活躍する日本人ダンサー三野洋祐さんも出演する。

 20時開演。チケットは29カナダドル~89カナダドル。チケットマスターで販売する。

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