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車いすラグビー 日本代表、ランキング1位のカナダに勝利

激しくぶつかり合う車いすラグビーの選手たち 撮影:Yuki Shiraishi

激しくぶつかり合う車いすラグビーの選手たち 撮影:Yuki Shiraishi

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 リッチモンド市のオリンピックオーバル(6111 River Road. Richmond)で開催中のウィルチェアー(車いす)ラグビー国際大会「2016カナダカップ(2016 Canada Cup International Wheelchair Rugby Tournament)」で6月24日、2連敗中の日本が世界ランキング1位のカナダに57-55で勝利した。

ゴールを目指す池崎選手

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 対オーストラリアとアメリカ戦を落とし2連敗で迎えた当日のカナダ戦。世界ランキング3位の日本を迎え撃つカナダはイギリス、スウェーデンに勝ち2連勝中。早いペースで進められた試合は開始直後から1点を争う激しい攻防戦が続く内容となり、車いすのぶつかり合う音と共に観戦客を魅了した。

 試合後、日本代表の荻野監督は「ミスを減らし有利に立てたことが勝因だと思う」と振り返り「1位であるカナダとの差はまだまだあるがリードして勝ち切るという勝ち方は成長だと思う。(リオまでに)更なるプレーの精度を高める」必要性を話した。

 池選手は「日本が勝ちに行ったというのが勝因だと思うし勝てたのは大きな収穫だが、あくまで強化試合でリオまで気は抜けない」とし、スピードのあるプレーを見せた池崎選手は「オーストラリア、アメリカ、カナダを崩さなければリオでのメダルはないという気持ちで試合に臨んだ。集中力とミス後の切り替えが勝因だと思う。今回カナダに勝てたからリオで勝てるというわけでもないので更に精度を上げていきたい」と話した。

 カナダのKevin Orr監督は「アメリカとの厳しい試合に負けた直後なのに1点をかけて全力で戦っていた。日本が世界3位という理由がわかる」と日本を称えた。

 26日はスイスと対戦(12時20分開始)。
チケットは1日券=15カナダドル。12歳以下=無料。ウェブサイトまたは会場で販売する。

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