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車いすラグビー「カナダカップ」日本3位 リオでのメダル獲得に期待

敵の挟み撃ちをすり抜けてゴールする池選手 撮影: Yuki Shiraishi

敵の挟み撃ちをすり抜けてゴールする池選手 撮影: Yuki Shiraishi

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 リッチモンド市のオリンピックオーバル(6111 River Road. Richmond)で開催されていたウィルチェアー(車いす)ラグビー国際大会「2016カナダカップ(2016 Canada Cup International Wheelchair Rugby Tournament)」が終了し、日本は3位を獲得した。

車いすラグビー日本代表チーム

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 初日のオーストラリア戦、2日目のアメリカ戦の2戦を落とし、残り試合は全勝で迎えた最終日。日本代表は対スイス戦でも激しいタックルや素早い動きで確実に得点を重ね56-34で勝利、3位を獲得した。世界ランキング1位のカナダは24日の対日本戦、25日の対オーストラリア戦に続いて、最終日2位のアメリカにも敗れ3敗の4位に終わった。

 日本代表の荻野監督は「この大会はリオに向けての準備が一番の目的だったので、順位よりも今までやってきた成果を確実に出せたという点が一番の収穫。まだまだ確実にメダルが獲れるというわけではないので精度をあげていきたい。自信と確信が持てるまで油断せずに頑張りたい」と控えめに結果を喜びながらもリオに向けての決意を語った。

 今大会もエースとして活躍した池崎選手は「いろいろな面を試せて結果が出たし、リオ前に上位の国と戦えたというのはチームとしても財産になったと思う。個人としては修正の必要性を感じる面もまだあるのでリオに向けてさらに頑張りたい」と今後の意気込みを語った。

 大会最終結果は1位アメリカ、2位オーストラリア、3位日本、4位カナダ、5位イギリス、6位スウェーデン、7位スイス。

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