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バンクーバーで「プライドウイーク」始まる 市長が開幕宣言

今年のプライドウイークを前に新しく塗り直した、Davie Streetにある虹色の横断歩道

今年のプライドウイークを前に新しく塗り直した、Davie Streetにある虹色の横断歩道

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 バンクーバーのGregor Robertson市長は7月25日、Davie Villageエリアに新しくオープンする広場「Jim Deva Plaza」(Bute St.とDavie St.の角)で「プライドウイーク」の開幕を宣言した。

7月28日にオープンする広場「Jim Deva Plaza」は、足元がレインボーカラーで彩られる

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 期間中はストリートパーティーやコンサート、ピクニックなどさまざまなイベントが行われ、協賛店では限定商品などを提供。31日にダウンタウンで開催される「プライドパレード」(12時~15時)で盛り上がりは最高潮を迎える。今年は同パレードにカナダのJustin Trudeau首相も参加する予定。

 28日に公式オープンする同広場は、性的マイノリティーの人たちの発言の自由と権利を訴え続けてきたが2014年に65歳で亡くなった、書店「Little Sister's Book and Art Emporium」(1238 Davie Street, Vancouver、TEL 604-669-1753)の創業者Jim Devaさんの功績をたたえて命名された。同日16時30分から行われるオープニングイベントでは、家族向けのアクティビティーを準備するほかコンサートも開かれ、カップケーキなどが振る舞われる。

 「バンクーバーは人として平等であることや、相手を受け入れること、社会の一体性に関する真剣な取り組みにおいてリーダー的存在であり、より強固で活気に満ちた街である」とするRobertson市長。「今年はコミュニティーの愛すべきリーダーだった人に敬意を表す場所が完成したことを祝う意味でも、いつもにも増して特に重要なイベントとなる。この機会に、私たちの町のLGBTコミュニティーの存在を認識し、これまで共に成し遂げてきた成果を祝いつつ、今後も全市民が法的平等を得られるように努力し続けていきたい」と呼び掛ける。

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