![リオ五輪開幕を記念して8月5日、再点灯したバンクーバーの聖火台](https://images.keizai.biz/vancouver_keizai/headline/1470465597_photo.jpg)
バンクーバー・ダウンタウンのVancouver Convention Centre(1055 Canada Place, Vancouver)西館に隣接する五輪聖火台広場「ジャック・プール・プラザ」で8月5日、リオ五輪開幕とカナダ代表の活躍を祈って聖火が再び点灯した。
カナダ代表選手たちの活躍を祈って、「メープルリーフ」が投影されたBCプレース
Peter Fassbenderコミュニティー・スポーツ文化大臣は「2010年のバンクーバー冬季五輪で6年前に初めて点火して以来、ブリティッシュ・コロンビア州民にとってこの聖火台はとても大切な意味を持つ場所になっている。五輪出場を目指してトレーニングを続ける選手たちに継続的なサポートを提供してきた州政府としては、カナダを代表してリオ五輪に向かった選手たちは誇り高い存在」とコメント。
「この聖火台は日頃から多くの市民や観光客が集まる観光地となっており、スポーツの世界においても、イベント開催地としても偉大な遺産だといえる」と話すのは、同広場を管轄するBC Pavillion Corporation(PavCo.)のKen Cretney社長兼最高経営責任者。「オリンピックとパラリンピックにカナダ代表として出場する450人以上の選手たちへの応援の気持ちを伝えられたら」と力を込める。
PavCo.は大会期間中、聖火台のアーム部分を赤色にライトアップするほか、BC Placeもカナダ国旗「Maple Leaf」を映し出し、カナダ代表選手たちへの声援を送る。同聖火台は、9月7日のパラリンピック開幕時にも点灯予定。