バンクーバーのScotiabank Theatre(900 Burrard St. Vancouver)、VIFF Vancity Theatre(1181 Seymour St.)などで10月20日から、アニメーションの祭典「Spark Animation Film Festival 2016」が開催される。オープニングには「キングスグレイブFinal Fantasy XV」を上映。スクウェア・エニックス、Image Engineの日本人クリエーターらも参加する。
CGからストップモーションまで世界中から選出したアニメを上映し、制作陣によるトークイベントや業界を目指すクリエーターのためのセミナーなども開催。日本からは「鉄コン筋クリート」「ハーモニー」(ともにMichael Arias監督)も上映する。
「ファイナル・ファンタジーXV」上映の際にはスクウェア・エニックスからSatoshi Naitoさん、Yuri Nakanoさんも来場予定。同作品の制作に関わり、ファイナルバトルのシーンを担当したImage EngineのCGスーパーバイザー・清水雄太さんも23日のパネルイベントに参加する。
日本でデジタルハリウッドを卒業後、バンクーバー・フィルムスクールで学び、現在バンクーバーを拠点に映画のビジュアルエフェクトなどの仕事をする清水さんは、同作について「時間があまりなかったので効率的に進めることが苦労した」と振り返り、「(バトルシーンは)バックグラウンドなど細かい所までかなり凝ってあるので、テンポが速いシーンだが見てもらえれば」と話す。
映画鑑賞料は12カナダドル。セミナー、トークイベントは25カナダドル~。スケジュール、チケット購入方法はサイトに掲載する。今月23日まで。