バンクーバーのScotiabank Theatre(900 Burrard Street., Vancouver)で10月20日、「キングスグレイブFinal Fantasy XV」が上映された。同23日まで開かれたアニメの祭典「Spark Animation Film Festival 2016」の一環。
同ゲームシリーズのファンやアニメ愛好家たちの熱気に包まれた会場には、制作会社スクウェア・エニックスから内藤哲(さとし)さんと中野友莉さんが来場。上映前には内藤さんが「キングスグレイブは『ファイナルファンタジーXV』と同じ世界、時間で描かれたもう一つの物語。世界13カ国で約50社がこの映画に携わっていて、バンクーバーでもImage Engineさんのお力をお借りした。難しいプロジェクトではあったが、世界の人たちと手を組んでとても満足のいく作品になった」と紹介した。
同ゲームの登場人物、ノクティスとプロンプトの仮装で会場入りしたキャサリンさんとカルビンさんは、「大好きなゲームの世界を大きなスクリーンで見られてうれしかった。早く来月になってゲームの世界に入り込みたい」と声をそろえる。
内藤さんは「8月下旬にはデジタル配信が始まって、10月4日にはBlu-rayとDVDがすでに販売されている。近くの家電量販店でちゃんと棚に並んでいたので、カナダでも買えるんだと安心した」と笑顔を見せた。