バンクーバーエリアの公共交通機関運営会社TransLink社は長距離路線に2階建てバスを試験的に導入する。
同社が運行するのはラングレー、サレー、ホワイトロック、デルタからバンクーバー方面に向かう路線で、301、311、351/354、555、601/620の各線。現在運航している長距離路線のバスに比べて83%増の80席~86席を備える車両2台は、英アレクサンダー・デニス社から無償で提供を受けた。
2階部分は窓を広く取るパノラマビューで、階段部分には2階席に空きがあるかどうかを上る前に確認ができるモニターを設置。同社広報担当者は「時には40分以上も乗車時間がある長距離路線で、少しでも多くの人が着席して快適に利用できるようになり、移動手段としてバスを選ぶ人が増えれば」と期待する。
同社は2019年までに、32台の2階建てバスの購入を計画している。