米カリフォルニアに本社を置くゲームソフト会社Electronic Arts Inc.(EA)は9月9日、NHL(ナショナル・ホッケー・リーグ:北米アイスホッケーのプロリーグ)をテーマにしたゲームソフトウエアシリーズ最新作「NHL」の2009年度版を、全世界の小売店に向け出荷した。同社の人気ブランドEA Sportsを手がけるEA Canada(4330 Sanderson Way, Burnaby)が開発に携わった。
同ソフトの2008年度版は、全世界のホッケー関連ゲームの中で売り上げ1位、カナダ国内のスポーツ関連ゲームの中でのトップセールスを上げ、7つの「Sports Videogame of the Year」を受賞するなど、高い評価を受けている。
今回、新しく加わったフィーチャーの「Be a Pro Mode」では、自分が作り出した選手を氷上でプレーさせ、ネット上で好きなチームに登録して優勝を目指して戦うことができるほか、「Performance Tracker」という機能で60以上ものカテゴリーに分けて自分のプレーを分析することも可能になるなど、内容もさらに充実させた。
バンクーバーでの発売初日に早速購入したというTakeshiさんは「選手たちのいろいろな複雑な動きを再現していて、見ているだけでも面白い。チュートリアルも親切で分かりやすい。自分の好きなチームでプレーして、スタンレー・カップを取ることができたらと考えるとワクワクする」と話す。
今回出荷されたのは、XBOX360とPlaystation3対応版。価格は59.99カナダドル。Playstation2とPC対応版(定価=39.99カナダドル)は10月21日発売を予定している。日本版の発売は未定。