アース・アワーまでの72時間を告知するカウントダウン・クロックが3月25日、バンクーバー、ダウンタウンのショッピングセンター「Pacific Centre」内、Sears(701Granville Street, Vancouver)に設置された。
アース・アワーは2007年、WWFが中心となりシドニーで始まった地球温暖化防止を呼びかけるイベント。3月28日の20時30分~21時30分の1時間の消灯を促す。発足当初はオーストラリア、シドニー市のみの試みだったが、今年は全国1,000都市が同キャンペーンに参加する。
Searsはアース・アワーのカナダ公式スポンサーでカナダ全土に展開するショッピングセンター。同日は、バンクーバー、トロント、ハリファックスの3店舗同時にカウントダウン・クロックを設置した。アース・アワー当日は同店もキャンペーンに参加。警備上支障のない場所、販売エリア以外はすべて消灯。販売エリアも最小限の照明を使用する。
「地球温暖化に対して企業は大きな役割を担っている。またアース・アワーは皆が力を合わせて、地球をより住みやすい場所にするために大きな影響をもたらす素晴らしいキャンペーン」(SearsのDene Rogers社長)。
バンクーバーでは当日、市役所やカナダプレース、サイモンフレーザー大学などの建物が消灯されるほか、レストランなどの多くの店も消灯キャンペーン「アース・アワー」に参加する。