2010年バンクーバー冬季オリンピック会場となるウィスラーで4月17日～26日、北米最大規模の冬の祭典「TELUS World Ski & Snowboard Festival」が開催される。Watermark Communications主催、ウィスラー観光局とウィスラー・ブラッコムリゾートの協賛で、今年で14回目。

　期間中、スキーやスノーボード競技のほか、40以上の無料コンサートを含む音楽やアートのイベントなどが開かれる。動員数は25万人以上を見込む。

　世界有数のプロ選手による「ビッグ・エア」「スーパーパイプ」などの競技や、スキーやスノーボードのニューモデル無料試乗会は、同フェスを訪れるスキー・スノボファンの人気エリア。新進デザイナーたちのファッション・ショーやWhistler Museumとの提携で開かれるストーリーテリング（語り聞かせ）イベント「Icon Gone」、写真・映像コンテストなどアート面も充実させる。地元シェフたちが制限時間30分内でテーマに沿った料理を作って腕を競う、今年初めてのグルメ企画「ウィスラー・シェフ・チャレンジ」も新たに始まる。

　同フェスには、毎年世界中から400人を超えるメディア関係者が集まるなど注目度も高い。カナダ国内ではMTVとCTVがイベントの模様を放映。年間3,000万カナダドルの経済効果が期待されている。