バン・デュッセン庭園(5251 Oak St, Vancouver)で5月16日、ブリティッシュ・クラシックカーショー「All-British Field Meet」が行われた。
当日は多くの人が会場を訪れ、展示されたジャガーやロールスロイスなどの64車種603台と記念撮影をしたり、車内を熱心に眺めたりする姿が見られた。
今年は少量生産スポーツカーメーカー「モーガン」が車を製造するようになって100周年。初期に製造された前輪が2つ、後輪が1つのスポーツカーなど現在とは違う形の車が、来場客の目を引いた。「100年も他の会社の傘下に入ることなく、車を作り続けるのは大変なことだ」とイベント企画運営者Joan Stewartさん。
BMWグループ「ミニ」、自動車メーカー・ルーツグループ・サンビーム「Series(シリーズ)」は今年50周年を迎える。来場したAndreaさんは「自分もミニを運転しているので、愛車のルーツをたどるようでクラシックカーは興味深い」と話す。
アメリカやアルバータ州から出展するためにクラシックカーを運転してきた人も多く、「自分もクラシックカーを持っている。時には運転するし、皆が注目してくれるので気持ちがいいもの。今日はフロリダから運転してきた人もいる」とJoanさん。また「この機会にたくさんの人にブリティッシュカーのバラエティーの豊富さを知ってもらえれば」と笑顔をみせる。