バンクーバーオリンピック組織委員会(VANOC)は6月6日、カナダ在住者を対象に2010年冬季五輪チケットの第2期販売を行った。昨年秋に行われた第1期の販売は抽選システムだったが、今回は先着順だったため、ピーク時には毎秒1,300ヒットを記録するなど、サイトへのアクセスが殺到した。
販売開始の午前10時から4時間で2万2,000件の注文、13万枚のチケットの購入手続きが終了。アイスホッケー決勝戦は数分で完売したほか、開会式、スピードスケート、フィギュアスケートのチケットに人気が集中した。
「チケット購入希望者が多いことは予想していたが、今日のサイトへのアクセス状況を見て改めて地元開催のオリンピックへの関心の高さに驚いている。2時間で500万ページビュー以上というアクセス数はこれまでの最高記録」とVANOCチケット販売マーケティング部のCaley Dentonさん。「バーチャル待合室のシステムが効果的に働き、販売プロセスを公平でスムーズなものにできたと思う」と満足げな様子。
VANOCでは今年の秋に第3期チケット発売を予定しているほか、公式のチケット転売プログラムも現在開発中。