日本のみこしをバンクーバーで紹介する、晩香坡神輿の会「楽一」(代表TEL 604-291-7606)がみこしの担ぎ手を募集している。
同会は、バンクーバーで日本の伝統文化のみこしを紹介する目的で7年前に発足。使用するみこしは1986年のバンクーバー万博の際に浅草から運ばれたもので、一度に約40人程度が肩を入れられる大きさ。
毎年、スティーブストンで開催される「サーモンフェスティバル」と日系コミュニティーによる日本の夏祭り「パウエル祭」にも参加する同会。「地元の祭り好きから家族連れ、ワーキングホリデーの方々など100人以上の方々に参加いただいている」と広報の清野健二さん。「特に7月1日のサーモンフェスティバルは炎天下の中、約1.3キロを担ぐので終えた後の達成感は最高」とも。
また、後援者より手彫りの獅子頭(ししがしら)も寄付され、同会内の有志による獅子舞グループも結成。2月に行われた日系ガーデーナーズ協会50周年記念行事をはじめ、5月にはバンクーバー市役所の日本庭園落成式典でバンクーバー市長や日本国総領事が見守る中で獅子舞を披露するなど、その活動は多義にわたる。
「我々、楽一はここバンクーバーに暮らす皆様方の健康や幸せを願って今年も頑張っていく。ぜひとも多くの方にご参加いただき、バンクーバーの夏を多いに楽しんでほしい。今年も熱く盛り上がりましょう」(清野さん)。
当日の参加費は10ドル(寄付)、参加者にはオリジナルTシャツや喧嘩札(けんかふだ)の記念品を用意する。7月1日の参加者で8月1日のパウエル祭にも参加する場合、Tシャツを持参すれば参加費は不要になる。
6月20日11時から、SlocanPark(E 29th Ave & Slocan St, Vancouver)で練習と説明会を行う。問い合わせはメールrakuichi@hotmail.co.jpまたは同会・森谷さん(TEL 604-420-5567)まで。