Google(グーグル)は11月30日の週から、バンクーバーとウィスラーの街中で、冬季五輪各会場のGoogle Street View(グーグル・ストリートビュー)用の撮影を開始すると発表した。
ストリートビューはグーグルマップとグーグルアースで世界各地の風景を表示するサービス。世界各地で自動車の屋根にカメラを搭載して走り撮影した風景が、実際にその地に行っているかの様に360度のパノラマ写真で閲覧できる。
2007年にアメリカで開始されて以来、現在、日本、ヨーロッパ各地、オーストラリアなど13カ国をカバーしており、カナダでは10月7日にバンクーバー、トロントなど11都市の表示サービスが開始されたばかり。今回は、来年2月に始まるバンクーバー冬季オリンピックの会場となるB. C. Place Stadium 、Richmond Oval 、Whistler Village, Olympic Village などを撮影、世界中の人に各会場の閲覧が可能となる。
グーグルは使用するイメージ中の人物の顔、車のナンバープレートなど、プライバシーを特定できるものはぼかしを入れるとしており、自分や自宅がイメージに写ってしまった場合はイメージの公開停止、削除を依頼することができるとしている。