リッチモンドの「ばくだん焼き」、待合用の小屋新設-新屋台の準備も進む

リッチモンドで人気のばくだん焼き屋台が、客待合用の小屋を新設した。

リッチモンドで人気のばくだん焼き屋台が、客待合用の小屋を新設した。

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 バンクーバー国際空港近くのリッチモンド市に4月にオープンし、以降順調に客足を伸ばしている、ばくだん焼き屋台「Bakudanyaki Tenku天空」(7100 Elmbridge Way, Richmond)が来客待合用として利用できる小屋を同敷地内に建設した。新屋台開店の準備も進み、オリンピック開幕を前に地域客の注目を集めている。

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 同屋台はバンクーバー五輪、スピードスケート会場となるOlympic Ova近くのGilbert Rd.とElmbridge Wayの交差点にある駐車場に開業。もちやエビ、イカ、卵などが入った直径8.3センチの大型たこ焼きという珍しい形状、ワサビマヨネーズ、ガーリックみそ、ピザなどのユニークなソース、印象に残るネーミングなどで話題に。地元メディアにも多く取り上げられ、Vancouver Magazine誌が選ぶ今年の「101 things to eat before you die(死ぬまでに食べておきたい101のもの)」の一つにも選ばれた。

 今回新設した小屋は100スクエア・フィート。屋台のトレーラー横にオーナーの緒方寛さんが自ら建設。ガスヒーターを設置し、雨の多いバンクーバーの冬場に来客が待合用として利用したり、中で食べたりすることができるスペースにした。緒方さんは「雨の中わざわざ来ていただくお客さまのために、なるべく早く完成させたかった」と話し、何度も訪れているというリピーターの女性は「これからは、雨の中で待たなくて良いのでうれしい。ほかのお客さんとのコミュニケーションも取れて楽しいのでは」と喜ぶ。

 現在、3週間後のオープンを目指しラーメン屋台と手巻きずしの屋台も準備中。緒方さんは「ラーメン屋台は中に立ち食いカウンターも作る予定。手巻きはすしというよりもちょっと珍しい具材を使ったものを考えている。ゆくゆくはここを屋台村として楽しい空間にしていきたい」と抱負を語る。

 営業時間は13時~20時。ばくだん焼きの価格は1個5カナダドル。

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