バンクーバーの日本式パフェ店、話題に-オーナーは現役女子大生

左から小豆やモチの入った「抹茶」、シャーベットとゼリーの「Mandarin Peach」チョコレートとバナナ味の「Brownie Banana」。各6.88カナダドル。

左から小豆やモチの入った「抹茶」、シャーベットとゼリーの「Mandarin Peach」チョコレートとバナナ味の「Brownie Banana」。各6.88カナダドル。

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 バンクーバーのカナダライン沿線オークリッジセンター近くにある、日本式のパフェが食べられるカフェ「dot.desserts」(5556 Cambie St. Vancouver TEL 604-327-6368)が現在、地元学生などの口コミで人気を集めている。

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 地元のカレッジに在学中のLisa YaoさんとDorothy Chengさんの2人が昨年3月にオープンした同店。実際に日本に行ったり、インターネットでリサーチしたりしたという日本式パフェ13種類とバンクーバーで人気のバブル・ティーやクレープなどのデザートを中心にそろえる。

 高校卒業時よりデザート系のビジネスを始めようとリサーチを行った2人。パフェを選んだ理由として、「ケーキやフローズンヨーグルトなども考えたが、日本のパフェが見た目もかわいくインパクトもあり、バンクーバーではまだ珍しいので良いと思った」とLisaさん。最初はダウンタウンで店舗候補物件を探したが、コストの都合で断念。カナダラインの建設工事がまだ終わっていなかったため割安で契約できたという現在の場所に決めた。Lisaさんは「カナダラインは予定より早めに開通したし、近辺には学校も数校ある。駐車場所にも困らないので結果としては大正解」と話す。

 約600スクエア・フィートの店内はフローリングの床に白壁とシンプルにまとめ、鮮やかなオレンジ色のロゴが映えるデザインに仕上げた。「床を張ったのも、壁のペンキ塗りも友人に手伝ってもらいながら自分たちで仕上げた。働いてくれているスタッフも全員現役学生の友人たち」(Lisaさん)。夏休み以外は授業のない時間に2人が交代で店に出ている。

 13種類あるパフェは各6.88カナダドル。人気は小豆やモチの入った「抹茶」フルーツベースの「mandarin orange」など。底にゼリーやスポンジ、コーンフレークスを敷くなどしてボリュームを出しているが甘さは「日本式に控え目」だという。クリームやゼリーなどアイスクリーム以外は手作り、フルーツも地元産の季節ものをできる限り使用。クレープ(4カナダドル)、ミルクティーやフルーツティーなどの各種dot.drinks(3.50カナダドル、バブル入り=50セント増し)なども。

 営業時間は、月曜~金曜=12時~24時、土曜・日曜=19時~24時。

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