2月11日、カナダのプロバスケットボールプレーヤー、スティーブ・ナッシュ選手の冬季五輪トーチリレー姿を一目見ようと、数日前からツイッターや地元新聞誌などで取り上げられていた場所であるCity Hall(453 West 12th Avenue, Vancouver)前に多くのファンやメディアが集まったが、同選手は実際、別の場所を走っていたという情報も錯綜しCity Hallには現れなかった。
会場には、同選手の競技ユニホームを着た熱心なファンの姿も見えた。同選手が現われないと知ったファンの中には、関係者に「ナッシュは一体どこを走るのか教えてほしい」と問いただす一幕も。ナッシュ選手見たさに2時間も前から場所取りをしたというRodrgo Mendezさんは「昔からのファンで一生に一度のことなのでツイッターを見て心待ちにしていた。もう少し正確に走る場所を教えてくれていれば」と肩を落とした。
情報を提供していたツイッター発信者は「場所により約300メートルごとに聖火ランナーが入れ替わるため、記入した時間と場所から走るとは限らない」とコメントを追加し、混乱を防ぐために以前に記入していた招待ランナーの名前を削除するなど対応した。