ブリティッシュ・コロンビア州のスキーリゾート地「ウィスラー・ブラッコム」が、スキー・スノーボード関連雑誌の読者投票で上位に入った。

　「SKIING Magazine」では、11年連続北米1位のスキーリゾート地に選ばれ、雪質やゲレンデの充実度だけでなく、ホテルやレストラン、アクティビティーなどスキーヤー以外でも楽しめるリゾートとして高い評価を受けた。

　ほかにも、「Transworld SNOWboarding」誌で2年連続1位、「Ski Magazine」誌で3位という結果も。

　「TransWorld SNOWboarding」のアニー・ファスト編集長は、「世界的にも高レベルのコースがそろっていることに加えて、宿泊先やレストラン、ナイトライフなどのスキー・スノーボード以外のエリアでも充実しており、今後も2010年冬季オリンピックに向け、さらに設備投資をし続けていることが評価された」と話す。
「私たちはスキーリゾート業界をリードし続ける」と同リゾートのスチュワート・レンペル広報副部長。「昨年は記録に残る積雪量のおかげで素晴らしいシーズンとなった。新しい円形のゲレンデ「Symphony Amphitheatre」もオープンし、2つの山頂を結ぶ「メガ・ゴンドラ（Peak to Peak Gondola）」の建設も始まった。スタッフ一丸となった努力が皆さんに認めてもらえた結果だと思う」と振り返る。

　同リゾートは2010年バンクーバー冬季オリンピックの会場。現在、急ピッチでリフトタワー建設が進められている全長4.5キロの「メガ・ゴンドラ」は、2008～2009年のスキーシーズンまでに完成予定。今年のゲレンデオープン予定は11月22日。

ウィスラー・ブラッコム