リッチモンド・チョコ専門店の「イヌクシュク・マグ」人気-冬季五輪効果で

リッチモンドのチョコ専門店「Chocolatier Bernard Callebaut」で取り扱う「イヌクシュクマグ」が、オリンピック開催で地元の人気商品に。撮影:竹見脩吾

リッチモンドのチョコ専門店「Chocolatier Bernard Callebaut」で取り扱う「イヌクシュクマグ」が、オリンピック開催で地元の人気商品に。撮影:竹見脩吾

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 「Chocolaterie Bernard Callebaut(ショコラテリー・ベルナルド・カラボー)」(本社=アルバータ州カルガリー)のリッチモンド店(#188-8129 No.2 Road, Richmond)で、独自に取り扱っているギフト商品「イヌクシュク・マグ」が、地元でのオリンピック開催に伴って売り上げを伸ばしている。

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 真っ白な細身のマグカップで、カナダ先住民が道しるべとして石を積み重ねて作る「イヌクシュク」を人に見立て、赤いメープルリーフのマフラーを身に着けてスキーやスケート、ホッケー、スノボなどのスポーツに挑戦している様子をコミカルに描いている。

 ギフト商品の新しいアイデア探しのために、毎年オンタリオ州まで足を伸ばすという同店オーナーのRustam Tejaさん。バンクーバー冬季五輪の公式エンブレムのデザインの基にもなった「イヌクシュク」を描いたマグカップを見た瞬間に「これだ!」と思ったという。「最初はクリスマス用に売り出したが、オリンピック開催が近づくにつれてさらに売り上げが増え、問い合わせも多くなっている」とRustamさん。

 「チョコレートとのセットでギフト用のラッピングもしているので、ちょっとした贈り物としても、カナダのおみやげとしても手軽に購入できると評判で、この2カ月でもうすぐ100個近く売れたことになる」と満足げに語る。

 価格は、マグカップと一口サイズのミルクチョコレート(10個)セット=15カナダドル。マグカップのみ=10.99カナダドル。

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