バンクーバー恒例のマラソン大会「BMOバンクーバーマラソン」が5月2日に開催され、1万4.000人の出場者がバンクーバーの街を駆け抜けた。
当日は、東京FM、ランナーズ応援番組でパーソナリティーを務める浅利そのみさんとゲストの元モーニング娘。の吉澤ひとみさんが番組特別企画でハーフマラソンに挑戦したほか、プロ・ランニングコーチの金哲彦さんもブリティッシュ・コロンビア州観光局の協賛で出場した。
吉澤さんは浅利さんと共に2時間38分でハーフマラソンを完走。ゴール地点では大きな笑顔を見せた。「初のマラソン出場でまさかの雨。自分がつくづく雨女なんだと確認した。(マラソンは)とにかく楽しかった。バンクーバーは街もきれいで、あっという間の20キロだった」とレースを振り返る。また浅利さんも吉澤さんも「沿道での応援が励みになった」とも。
国内外問わず年間、約15回のマラソン大会に出場する金哲彦さんはバンクーバーのコースについて「世界中のマラソン大会の中でも街、森、海などすべてが含まれるコースはあまりない。走っていて飽きないコース。記録というより楽しく走ることができる大会」と話し「ゼッケンに名前が書いてあるので、沿道から自分の名前を呼んで応援してくれる人がいて嬉しかった。ランナー同士も声を掛け合いお互いにがんばり合っていると感じた」とレースの感想を話す。
今年は日本から約200人が参加した同大会。1990年代には約600人の日本人が参加したこともあったという。「8年連続、世界で最も住みやすい都市といわれるバンクーバー。走ることでそれをより実感することができる。走ってみたくなる魅力のある街」と話すブリティッシュ・コロンビア州観光局の鈴木さん。来年も更に多くの参加者が日本から訪れることに期待を寄せる。