バンクーバー近郊のThe Langley Events Centre（7888-200th Street, Langley）で7月9日～11日、今年で2回目となるタトゥー・フェスティバルが開催され100人以上のタトゥー・アーティストが集まった。

　2万5,000平方フィートの大ホールには各タトゥー・アーティストのブースが設置され、それぞれのデザインを披露。足や腕にカラフルなタトゥーを身に着け、お気に入りのアーティストを見つけた来場者はその場でタトゥーを入れることもできる。日本からはDetroit Diesel Tattoo Works（東京都）、Trick or Tattoo（奈良県）、Wild Monkey Tattoo（広島県）のタトゥーショップ3店舗が参加。会場ではそのほか、カスタマイズされたバイクの展示やバイクの改造ショー、バンドのライブ演奏、タトゥー・コンテストなどがイベントを盛り上げた。

　タトゥーショップDetroit Diesel Tattoo Works（東京都世田谷区）を経営するEnさんとMicaさんは「日本ではタトゥーショップが増えているが、日本とカナダではまだ（タトゥーに対する見方が）違う。カナダでは気軽にタトゥーを入れる人が多い。日本ではまだ（タトゥーは）特別なイメージがある。日本でも明るいイメージを持ってもらいたい」（Micaさん）。

　以前バンクーバーのタトゥーショップに勤務していた日本人アーティストのKoseiさんは「お客の依頼に合わせてデザインするが、カナダでは漢字の文字を入れる人が多く、『Japanese Style』である波やお城などを頼む人もいる」と話していた。