バンクーバー、チャイナタウンのマスコットキャラクターを設けるプロジェクトが進行する中、マスコットの名前を決める「ネーミングコンテスト」が現在、行われている。
「パンダ」のマスコットは、Mascot Committee of VCBIA(The Vancouver Chinatown Business Improvement Areas)がバンクーバーの地元コミュニティーから意見を集め、チャイナタウンにふさわしいキャラクターを厳選な審査の下、決定した。6月1日~30日のオンライン投票でマスコットのデザインを募集したところ、1,000票ほどが集まったという。世界各国にチャイナタウンがある中、マスコットキャラクターを設けたのは現在バンクーバーのみ。
マスコットのアイデアは、日本の「地方限定キティシリーズ」からインスピレーションを受けたという。「日本全国の観光都市にある地方のユニークなキティちゃんなどのキャラクターをバンクーバーのチャイナタウンにも作り、若者世代を引き付けられれば」とVCBIAのスタッフが考えたのがきっかけ。
8月14日・15日に開催される「チャイナタウン・フェスティバル」では、マスコットキャラクターのお披露目を予定。同コンテストのマスコットブースも設け、マスコットの名前投票ができるほか、チャイナタウンのサイトでも投票を受け付ける。
マスコットの名前は、9月中にチャイナタウンのサイトで発表予定。