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バンクーバーのアートギャラリー、所蔵品1万点に-新館への移転に向け準備着々

バンクーバー・アートギャラリーの所蔵品が1万点を超えた。

バンクーバー・アートギャラリーの所蔵品が1万点を超えた。

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 バンクーバー・アートギャラリー(750 Hornby Street, Vancouver)は10月25日、同館の所蔵アイテム数が1万点を超えたと発表した。今年度は、カナダだけでなく国際的に活躍するアーティストたちの作品178点を加えてコレクションの充実を図り、来館者は40万人に達した。

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 同館のコレクションは、ブリティッシュ・コロンビア州内で制作されたコンテンポラリーアートの作品と伝統的な美術品が充実していることで知られる。ハイダ族のアーティストRobert Davidsonさんの彫刻作品「Killer Whale Transforming into a Thunderbird」 や、Ian Wallaceさんの写真とビデオによる作品「At Work」、Fiona Tanさんのビデオインスタレーション「Rise and Fall」など、バラエティーに富んだ作品を取りそろえる。

 「今年は世界中が注目するオリンピックがバンクーバーで行われ、その関連イベントを通してギャラリーも重要な役割を果たしたと思う」と振り返る同館ディレクターのKathleen Bartelさん。2010年冬季五輪期間中に企画した「Visions of British Columbia: A Landscape Manual」と、英・ウィンザー城王立図書館のエリザベス2世女王陛下コレクションから借り受けて開催した特別展示「Leonardo Da Vinci:The Mechanics of Man(レオナルド・ダ・ヴィンチ 人体解剖図展)」には連日、多くの人が長蛇の列を作った。

 Kathleenさんは「この12カ月の間に世界レベルの作品を多くの人に紹介することができた」と喜び、「(1万点のアイテムは)ギャラリーの今後のプログラム運営の大切な基盤となる。新館への移転に向けてコレクションの拡大を続けることはこれからも必須」と今後の抱負を語る。

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