バンクーバー市役所(453 West 12th Ave., Vancouver)で11月2日、「Diwaliフェスティバル」のオープニングセレモニーが開催された。
「Diwali」はインドの初正月を祝うイベント。別名「光の祭典」とも呼ばれ、「自己を見つめ、内なる光を目覚めさせる」意味も含まれているという。バンクーバー在住のヒンドゥー教徒やシーク教徒をはじめとする多くの家族が訪れ、派手やかな衣装でのダンスパフォーマンスや色鮮やかにデコレーションされたスイーツ、カラフルな陶器のキャンドルなどでイベントを彩った。
セレモニーでバンクーバーのロバートソン市長は「バンクーバーは文化、そして老若男女問わず、今後も円滑に交流ができるような地域に密着したフェスティバルを祝い共有していく」とスピーチで宣言した。
7周年を迎える今年は、ブリティッシュ・コロンビア州の労働組合やVancouver Board of Parks &; Recreationなど市の協力もあり、規模を拡大してバンクーバー8カ所のコミュニティーセンターでさまざまなイベントが行われる。
最終日の7日には、バンクーバー、イエールタウンのRoundhouse Community Centre(181 Roundhouse Mews, Vancouver)で多数のインドの民族ダンスやインド系カナダ人によるショーが行われる。見どころは、部屋全体を使って作る巨大モザイク画のデモンストレーション。カラフルに色付けしたレンテル豆で、米や砂などを使って約12メートルの模様を完成させる。12時~18時。