バンクーバーの老舗ホテル「The Fairmont Hotel Vancouver(ザ・フェアモント・ホテル・バンクーバー、730Burrard Street, Vancouver)」に店を構える「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」(730 Burrard Street)で12月4日~6日、時計と宝石のラグジュアリー・コレクション「Under the Control of Frower(アンダー・ザ・コントロール・オブ・フラワー)」が展示された。
カクテル・パーティのスタイルで行われた3日間のショーには多くのヴィトン・ファンが訪れ、バンクーバー店では、普段見ることのできない宝石に目を輝かせていた。「かばんや財布も大好きだけど、このコレクションの宝石は格別。美しくてかわいい」という声も。
同コレクションは、今までに発表された作品15セットを集めたもの。普段は、パリでディスプレーされている。ネックレス、イヤリング、ブレスレット、リングなどすべてがゴールドやシルバーやダイヤモンドをふんだんに使ったラグジュアリー・スタイル。展示されたのは、ピンクサファイアとダイヤモンドをあしらったセット「Luxury one」(105,000カナダドル)、ダイヤモンドとシルバーのセット「Shiny one」(255,000カナダドル)。
中でも一番最初にマーク・ジェイコブスがデザインしたというネックレスは、「シンプルだが花のマークを前面に出し、ヴィトンの特徴をよく表現しているピース」(Charles Delapalme同社カナダ・バミューダ副社長)だという。「150年という長い歴史を持つ中で、一番大切なのが品質。上質なものをお届けするのが私たちの使命。ヴィトンの特徴であるモノグラム、花のマークがお客さんに品質を保証する安心も与えている」とも。
宝石類のほか、マーラ・スワロフスキーさん(指揮者)のために特注で作られたトランク、ショルダーバック、バニティーバッグは常時同店に展示されている。「すべてが使いやすく機能的にデザインされている」(同店)というトランク。旅行でどこへいっても仕事がしやすいようにと、開けるとデスクスペースが確保できるようになっている。