![12月18日にオープンした鮮魚店「Black Ocean Seafood Wholesale」](https://images.keizai.biz/vancouver_keizai/headline/1292886595_photo.jpg)
バンクーバー近郊のリッチモンド市に12月18日、日本で捕れる新鮮な魚介類や刺身を販売する鮮魚店Black Ocean Seafood Wholesale(Unit 1380-8888 Odlin Crescent Richmond、TEL 604-214-3567)がオープンした。
日本食レストランが数多く立ち並ぶバンクーバー地域で「家庭でもレストランの刺身のように新鮮な魚介類を楽しんでもらいたい」と刺身好きのChudi Zhangさんが始めた同店。「魚屋らしくない」空間をテーマにした店内に魚臭さは全くない。壁に設置したモニターには海の映像が流れ、ゆったりと買い物ができるスペースを設けた。「魚の生臭さが好きではなかったので、今までの魚屋のイメージとは違った清潔感のある店にしたかった」と黒いドレスに身を包んだオーナーのChudiさん。
店内では、BC(ブリティッシュ・コロンビア)州や日本、台湾などから取り寄せた40種類の魚介類が並び、日本からは冷凍保存されたエンガワ(454グラム=28カナダドル)やアンキモ(22カナダドル)、ハマチ(454グラム=18カナダドル)、タコわさ(500グラム=15カナダドル)、トビコ(454グラム=20ドル)などをそろえる。
「バンクーバーのスーパーでは、日本で主流の刺身用の魚を販売する店が少ないし種類も余りない。レストランと同じクオリティーの刺身を家庭でも食べてもらえるように手ごろな価格で提供したかった」と笑顔をみせる。
営業時間は11時~18時。