少年ナイフがバンクーバーでライブ-2年ぶりの北米ツアー

バンクーバーでライブを行った少年ナイフ(左から=えつこさん、あつこさん、なおこさん)

バンクーバーでライブを行った少年ナイフ(左から=えつこさん、あつこさん、なおこさん)

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 25年のキャリアを持つ日本の女性ガレージバンド「少年ナイフ」のライブが12月13日、バンクーバーのライブハウス「Richards on Richards(1036 Richards St, Vancouver)で行われた。昨年北米で発売されたアルバム「Genki Shock!」のプロモーションも兼ねたツアーで、当日は18曲を披露し現地のファンを沸かせた。

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 同ツアーは、11月にニューヨークからスタートし12月15日まで行われているもので、アメリカのバンド「Juliet Dagger」「Velona Glove」と北米22カ所を回った。今回は約10回目のバンクーバーでのライブ。約500人のファンの前で、代表曲「ロケットに乗って」や「ジャイアントキティー」などを歌った。観客らは歌ってほしい曲をリクエストするなどしてライブを盛り上げた。

 ボーカルのなおこさんは「たくさんのお客さんが来てくださって、ライブを楽しんでもらえてよかった。また、バンクーバーに来たい」とコメント。「今回トロントでもライブをしたが、お客さんが楽しくにこにこしながら笑顔で聞いてくれたことが印象的だった」とも。

 同バンドは大阪をベースに活動。ニルバーナなどとツアーを行った経験も持つ。「社会に批判的な曲を歌うバンドが多い中、音楽は本来楽しくなくてはいけないもの。たとえ批判があっても楽しいものに転化し表現する」ことがコンセプトだという。なおこさんは「今後も面白い曲を書いて少年ナイフを待っている人たちにライブを見せていきたい」と話す。

少年ライフ

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