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バンクーバーの学生シェフら、ウィリアム王子夫妻の夕食担当に-オタワに向け出発

英・ウィリアム王子夫妻のカナダ訪問初日の夕食会で、調理を担当することになったメンバー(撮影:Paul Joseph)

英・ウィリアム王子夫妻のカナダ訪問初日の夕食会で、調理を担当することになったメンバー(撮影:Paul Joseph)

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 Vancouver Community CollegeのCulinary Arts(調理技術)プログラムの学生シェフらが6月28日、結婚後初の海外公式訪問地としてカナダを訪れる英・ウィリアム王子夫妻を迎えてガバメントハウス(副総督公邸)内庭園で開かれる夕食会の調理チームとして招かれ、首都オタワに向けて出発した。

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 バンクーバーからはチームマネジャーのJohn-Carlo Felicellaシェフ、Tyson Geeさん、Jasper Cruickshankさん、Arielle Schwabさん、Daniel Davydukeさん、Santiago Cuyuganさんの6人が参加する。同チームは、2012年にドイツで開催される料理オリンピック・ジュニア部門にカナダ代表として出場することになっており、その調理技術の高さを認められ今回の大抜てきとなった。

 ユーコン準州のマス料理、ニューファンドランド・ラブラドール州のスモーク・オイスター、アルバータ州のヤク肉料理、ケベック州のウズラの卵料理、ブリティッシュ・コロンビア州ソルトスプリング島のゴートチーズなど、カナダ各地を代表するメニューを丸2日かけて準備する。

 同チームのコーチTobias MacDonaldさんは「料理に対する彼らの熱心さが評価された結果。王子夫妻に食べていただく特別な料理だからと緊張することなく、いつも通り心を込めて丁寧にそれぞれの料理を完成させれば大丈夫。またとないチャンスなので全力を尽くしてもらいたい」とアドバイスする。

 チーム最年少19歳のSantiagoさんは「最初に知らせを聞いたときにはとても驚いた。貴重な経験ができることに感謝している」と話し、Danielさんは「近づいてもよければ握手してもらおうかな」と笑顔を見せた。

 同夫妻は30日午後、オタワに到着後、National War MemorialとRideau Hallを訪問。その後、夕食会に出席する。

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