バンクーバー市は夏の間、市内各所で週末を中心として歩行者天国プロジェクト「Viva Vancouver(ビバ・バンクーバー)」を実施している。
同プロジェクトは、路上スペースを臨時の公園に変えたり、屋台を出したり、路上ダンスパフォーマンスやストリートホッケーのイベントを企画するなど、屋外の公共スペースを有効利用して街の活性化を図るもの。
これまでに同市で行ってきた「Summer Spaces 2009」「Rediscover Granville」、冬季五輪期間中に設けた歩行者天国などをモデルにして、「公共スペースをより楽しめる空間にする」「地域住民や地元ビジネスに利益をもたらす」「徒歩や自転車などのより環境に配慮した移動手段で楽しめるスペースを作る」の3点を目標に掲げて展開する。
Granville St.(HastingsとSmitheの間)の歩行者天国のほか、Mount Pleasantエリアのアートマーケットやカフェスペース、市内のどこに現れるか分からないポップアップ・デジタルメディアやシアター・パフォーマンスなど、バラエティーに富むイベントを予定。
Gregor Robertsonバンクーバー市長は「年齢を問わずバンクーバーの夏を楽しむことができる企画。このイベントを機会にどんどん街に出てアクティブに活動してもらいたい」と話す。
実施場所やイベントスケジュールなどの詳細はサイトで確認できる。