バンクーバーのQueen Elizabeth Theatre Plaza(650 Hamilton St, Vancouver)で11月24日から、ドイツスタイルの屋外クリスマスマーケット「Vancouver Christmas Market」が開催されている。
今年で2回目となる同イベント。昨年は12万5000人が来場した。今年は新しい出展者に加えて「子どもにも楽しんでもらえるようにと」メリーゴーラウンドを設置。20万人の動員を見込む。
クリスマスマーケットのMalte Kluetz代表は「自分がドイツで幼少期を過ごしたため、子どもの時に楽しい時を過ごしたドイツの伝統的なクリスマスマーケットをバンクーバーでも再現したかった」と話し、「バンクーバーは人種のるつぼ。多くのアジア人の方もこのマーケットに来場し、700年以上の歴史を持つ、本場ドイツのクリスマスマーケットを知ってもらえてうれしい」とも。
会場には本場ドイツからもクリスマスオーナメントなどを販売する45のブースが出店。スモーカー、ピラミッド、クリスマスピクルスなどドイツのクリスマスには欠かせない伝統的なオーナメントやソーセージやポークナックル(豚すね肉のロースト)、ミュンヘン産ビール、グルーバイン(香辛料の入ったホットワイン)など「ドイツの伝統的なクリスマスの全てが集まっている」(同)。
ドイツからバンクーバーに移住し、ノースバンクーバーでベーカリー「The artisan bake shoppe」を経営するマーカスさんはプリッツエルとシュトーレンの屋台を出店。「昨年、このイベントの話が来たとき、すぐに参加を決めた。クリスマスマーケットはドイツの文化を紹介するにふさわしい最適な場所」と話す。
入場料は、大人(13歳以上)=5カナダドル(月曜~金曜の11時~16時は2カナダドル)、子ども(7歳~12歳)=2カナダドル、6歳までは入場無料。シーズンパス=15カナダドル(大人1人と12歳以下の子ども2人までに適用)。
開催時間は11時~21時。12月24日まで。