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バンクーバーにフレンチ・ベーカリー、本場フランスの味にこだわる

「French Made Baking」シェフのDavid Introligatorさん

「French Made Baking」シェフのDavid Introligatorさん

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 バンクーバーのキングスウエー沿いに本場フランスの味にこだわるベーカリー「French Made Baking 」(81 Kingsway, Vancouver TEL 604-558-4880)がオープンし、地元のフランス語系住人の間でも話題となっている。

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 同店は昨年のクリスマス直前、12月23日にオープン。オープンキッチンも含め1200スクエアフィートの店内には6席のカフェスペースも設ける。バゲット以外は全て店内で手作り。食材にはオーガニックの小麦粉、砂糖、フリーランの卵を使い、フルーツも可能な限りオーガニックなものを使っている。

 子どものころから料理好きだったというシェフのDavid Introligatorさんは「バンクーバーが好きで移り住んだが、フランスではどこでも食べられるお菓子やペーストリーがここでは手に入らなかった」と開業の理由を明かす。 1年前からファーマーズ・マーケットや、地元のベークセールなどでの出店を始め、「フランスと同じ味が食べられる」と口コミでファンを増やしてきた。

 同店で扱うのはアール・グレイ、ソルト・バターキャラメル、ゆずクリーム、パッションフルーツジャムなど常時6種類のフィリングをそろえるマカロン(1個=1.15カナダドル、6個=10カナダドル)、クロワッサン(3カナダドル)、バンクーバーでは扱っている店が少ないカヌレ(2.50カナダドル)など。

 Introligatorさんは「カヌレはフランス製のメタルの焼き型を使っているので外側もクリスピーに焼き上がっている。シリコンの型を使っている店ならあるが、自分の店ではメタル型で本場の味を提供したかった」と、こだわりを話す。

 「マカロンが日本でもカナダでも話題になっているが、マドレーヌやタルトなどフランスらしいお菓子がそろっているのでいろいろ試してもらえれば」。2月から月2回、マカロン教室の開催も予定しており、初回は既に満席となっている。

 営業時間は、火曜~土曜=8時~18時30分、日曜=11時~16時。月曜定休。

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